執行役員
岩﨑 考洋 さん

株式会社リクルート→スタートアップ→鎌倉新書

これまでの経歴を教えてください

社会に出てから4年程度、バーテンダーとして働きました。楽しい仕事ではありましたが少しずつ将来に不安を感じるようになり、お昼の仕事を経験したほうが良いのではと考えて入社したのが、株式会社リクルートでした。ホットペッパーの事業で営業として成果を上げ、リーダー、マネージャーと昇格し、大きなプロジェクトの責任者も任されました。営業とマネジメントの基礎をしっかりと学び、仕事に対しての自信が生まれたのがこの頃でした。

その後、当時のメンバーから誘われて介護を事業ドメインとするWebサービスのスタートアップ企業に移りました。年収は半減し、家族を東京に残しての単身赴任でしたが、いちから事業を立ち上げることに挑戦してみたいと思い決断しました。ここではWebの知識と経営について学ぶことができ、その経験を経て、Webマーケターとして鎌倉新書に入社しました。

これまでの経歴を教えてください

鎌倉新書に入社を決めた理由を教えてください

理由は3つです。1つ目は、超高齢社会を背景とした成長市場でのWebプラットフォーマーという立ち位置に将来性を感じたこと。2つ目は、プロダクトが未熟で伸びしろが大きく、自分の知識と経験で活躍できるイメージが湧いたこと。3つ目は、企業文化や風土が良く、経営陣を尊敬できると思ったことです。このことから、当時15社程度の企業と面接をしましたが、入社するのはここしかないと決めました。

入社してみてどうでしたか

入社前とのギャップはなく、想像通りでした。掲げているビジョンや中長期戦略は壮大で魅力的です。実現するには針の穴を通すほどの難しさがある一方で、それを実現できれば社会に大きなインパクトを与えることができます。

また、オーナーシップを持ち、現状をしっかり分析して打ち手をプレゼンテーションし、周囲の同意を得ることさえできれば、なんでもやらせてくれる風土があります。チャレンジに燃える土壌が用意されていました。

これからどんなことを目指したいですか

会社としては、精度の高いPDCAを高速で回せる人材を増やしたいと考えています。どの会社の人材にも必要とされるスキルですが、本当にそれができる人は意外と少ないと思います。そういった企業になるため、まずはPDCAの見える化に向けて週一回の経営会議のアジェンダを見直しました。経営陣がPDCAの状態および各事業の課題をしっかり捉え、建設的な議論とスピーディーなアクションをとることにより、急速な成長を目指しています。

私の個人的な次のステップとしては、鎌倉新書で掲げている中長期計画およびビジョンを達成した後に起業をしたいと考えています。私の父は経営者で、親族の中でも経営者でないのは自分だけという環境です。愛情を注いでくれ、尊敬していた父親が見ていたのものと同じ景色を見てみたい、というのが私のその次の目標です。

これからどんなことを目指したいですか