SEOディレクター
村山 宗栄 さん
比較サイト運営企業→鎌倉新書
前職は比較サイトを運営する会社でWebディレクターをしていました。
新卒で入社したのですが同期はおらず「すぐに一人前として仕事を任せるし、新卒社員も中途社員も同じ目線で評価する」と言われ、入社3日目から現場に配属されました。
そこから5年、ランキングサイトの担当からはじまり、引越し比較、買取比較、保険比較といったさまざまなサイトでのWebディレクターを経験しました。やるべきことに対してリソースが常に足りない状況の中で、高いレベルの目標達成を求められる環境だったのでとても大変でしたが、そのときの経験が自分を飛躍的に成長させてくれたと思います。
子どもが生まれてから仕事と育児と両立するために、ある程度自由に働ける環境に身を置きたいと考えたことが転職活動を始めたきっかけなのですが、事業会社で自社のWebサービスを運営しているという条件で探し、自宅から通勤しやすく、働きやすさに配慮された就業環境が決め手となり、鎌倉新書への入社を決めました。
入社してみて感じたことは、鎌倉新書のWebサービスはまだまだ未熟であり、改善の余地が大きいということでした。入社は2013年なのですが、当時Webの専門スキルを持つ人材もほとんどいなかったため、活躍の場がある良いタイミングで入社できたと感じました。
Webの仕事をする上でモチベーションの源泉となっているのは、意外と「怒り」の感情かなと思っています。Webサイトを見ていると改善点ばかりが目についてしまうので、僕はいつも腹を立てながら仕事をしています(笑)。
Webサイトやサービスというものには完成形がなく、常に進化するものだと僕は考えているので、よりよい改善をしていくために妥協したくない気持ちが強いです。世界中の人の目に触れる可能性のある情報媒体だからこそ、自分の関わるサイトには胸を張れる状態にしたいと思っていて、そのためには「自分のサービスに責任を持つ」ことが大事だと考えています。仕事をしているというよりも、そこにこだわり続けることが仕事になっている、という感覚です。
Webサイトの構築や改善はあくまで事業成長の手段です。鎌倉新書がこの業界でナンバーワンになり、それを継続するための仕組みができていることが理想だと考えていて、自分はWebマーケティングの領域でその仕組み作りに貢献したいです。
会社を成長させることへの貢献度が高ければ評価され、評価が上がることで「この人なら任せておいても大丈夫」と会社から信頼され、裁量を与えられます。
Webマーケティングという答えのない仕事をする中で、自分の考えをもとに自由にトライできる場を獲得することは非常に重要なので、自分の仕事で成果を上げ、そこからの学びで成長し、さらに次に向かうというスパイラルの中でこれからも働いていきたいです。
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