鎌倉新書のおくやみコーナー開設・運営支援

おくやみコーナーの開設は、手続きの場だけを作ればよいというものではありません。
さまざまな状況下の方が来庁することを想定して検討を進めていくことが望ましいです。

そこで鎌倉新書では、手続きに来庁されるご遺族と、対応する職員の皆様それぞれの負担を軽減するために、
多角的な視点をもとに、おくやみコーナーの開設を支援いたします。

今運営しているおくやみコーナーを
よりよくしたい
どのようなおくやみコーナーに
すべきか悩んでいる
おくやみコーナーの
開設にあたって
何から始めればよいのか分からない

自治体職員の皆様の課題に、 一体となって取り組みます

おくやみコーナーとは

故人やご遺族の状況に応じて必要な手続きを抽出し、申請書作成の補助、
申請受付、関係課への案内等を行うワンストップサービスを提供する窓口です。
近年、全国自治体で開設が急速に進んでおり、令和2年度末には169自治体※で
設置が完了し 、現在も設置数は増え続けています。
※(出典)第14回デジタル・ガバメント分科会

おくやみコーナーの設置により、
逝去後に必要となる手続きが、
1か所で完結します。

※おくやみコーナーで対応する手続きの範囲は自治体により異なります。

おくやみコーナー 設置の背景

ご遺族は大切な方を失った悲しみの中で、慣れない手続きを行う必要があります。
しかしながら、おくやみ関連の手続きは、複数の課で手続きを行う必要があるため、手続きが複雑で、長時間に渡ることも多く、ご遺族の大きなご負担となっています。
このような状況のなか、ご遺族の負担軽減を目指して、「おくやみコーナー」を設置する自治体が急増しています。内閣官房も、「おくやみコーナーの設置ガイドライン」(※)を策定する等、おくやみコーナーの設置を進める自治体のサポートを進めています。

※令和2年5月15日 内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室「おくやみコーナーの設置ガイドライン
(出典)政府 CIO ポータル「おくやみコーナー」を設置する市町村支援

鎌倉新書の支援内容

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おくやみコーナー支援ツールのご提供

各種システムのご提供により、
おくやみコーナーの円滑な運営やデジタル化を推進します。

おくやみコーナー
設置自治体支援ナビ
(以下、支援ナビ)

故人やご遺族の状況に応じた、必要手続きの抽出・検索を支援する内閣官房が開発したオープンソースシステムです。鎌倉新書では、支援ナビの導入及び各自治体の状況に合わせたカスタマイズを行います。支援ナビに表示される項目に沿って回答を進めることで、知識の浅い職員の方でも必要手続きの抽出を行うことができます。おくやみコーナー担当職員の属人化防止にも繋がります。

オンライン手続き診断システム

ご遺族が自宅にいながら、ご自身のパソコンやスマートフォンを利用して、オンラインで必要な手続きの抽出・確認ができるようにいたします。来庁前に必要な持ち物等の確認ができるため、当日の忘れ物の防止にも繋がります。

申請書作成ツール

オンライン手続き診断システムや支援ナビを活用することで、抽出した必要手続きの申請書の作成・一括印刷を可能にします。故人や申請者の情報等、何度も記入が必要な事項に関しては、DX推進の観点から一括印字し「書かない窓口」の実現に寄与します。

来庁予約システム

Webシステムの導入により、窓口の営業時間に関わらず、 24 時間 365 日いつでもおくやみコーナーの来庁予約が可能になります。住民サービスの向上に繋げるとともに、故人や当日来庁する方の確認等、予約受付に係る職員の皆様の負担軽減を図ります。

おくやみ・終活チャットボット

24時間365日おくやみ手続きに関する問い合わせ対応を可能にし、住民サービスの向上を図ります。寄せられた質問を蓄積・分析することで、求められている情報や、住民の関心事を明確にすることが可能です。

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設置場所に関する支援

庁舎内のスペースが限られているなかで、おくやみコーナーの設置場所は各自治体で大きな課題となっています。ご遺族がご利用しやすく、加えて職員の皆様にとっても窓口運営が円滑に行えるコーナーにしていくために、設置場所に関するご相談も承っております。

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バリアフリー等専門的支援

さまざまな方がお手続きをされることを想定し、バリアフリーやプライバシー、ご心情に考慮したコーナーづくりが必要となります。ご遺族ファーストなおくやみコーナーを目指します。

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おくやみコーナー設置要綱作成支援

内閣官房が策定した「おくやみコーナーの設置ガイドライン(※)」では、おくやみコーナーの設置と合わせて、「おくやみコーナー設置要綱」の整備が推奨されています。おくやみコーナー設置要綱の作成支援もご提案します。

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運用効果測定

おくやみコーナーの「開設」は、ゴールではありません。開設したコーナーがご遺族にとって本当に便利な窓口になっているか、継続的に確認を行い、必要に応じた改善をしていく必要があります。鎌倉新書では、複数の観点からおくやみコーナーの状況を数値化します。これにより、ご遺族目線のコーナーづくりができているか、定量的に判断いただけます。

※自治体のコーナー運営方法によっては、ご対応できない場合がございますので、ご相談ください。

おくやみコーナーの開設支援についてのご質問等、お気軽にお問合せください。